「Google広告は大企業がやるもの」と思っていませんか。実は、月5万円程度の少額予算でも、徳島のような地方都市だからこそしっかり成果を出せます。この記事では、小規模店舗のオーナーさんに向けて、Google広告の始め方をかみくだいてお伝えします。
なぜ少額予算でも徳島では効果が出るのか
Google広告の費用は「クリック単価(CPC)」で決まります。CPCは競合の多さに比例するため、東京や大阪の飲食店が1クリック200〜400円かかるキーワードでも、徳島市内であれば50〜120円程度に収まるケースが少なくありません。つまり同じ5万円でも、徳島なら400〜1,000回のクリックを獲得できる計算です。
さらに、徳島県の人口は約70万人。商圏が限定されるぶん、ターゲティングを絞り込めば「本当に来店しうるお客さま」だけに広告を届けることが可能です。藍住町や北島町のロードサイド店舗であれば、半径5km圏内の配信だけで十分な集客効果を見込めます。
はじめの一歩:アカウント開設から配信までの流れ
Google広告をスタートするには、次の手順を踏みます。専門用語が出てきますが、一つずつ補足しますので安心してください。
- Googleアカウントの準備 ── お店用のGmailアドレスがあればOKです。個人のアカウントとは分けておきましょう。
- Google広告アカウントの作成 ── ads.google.comから無料で開設できます。「スマートモード」と「エキスパートモード」がありますが、細かい設定ができるエキスパートモードを選んでください。
- キャンペーンの作成 ── キャンペーンとは広告の大枠のことです。目標は「来店数の増加」または「ウェブサイトへのアクセス」を選びます。
- 地域ターゲティングの設定 ── ここが重要です。「徳島県」全体ではなく、自店舗から半径10km以内など具体的に絞りましょう。例えば徳島駅周辺の飲食店なら「徳島市」+「半径8km」がおすすめです。
- キーワードの選定 ── 「徳島 ランチ」「鳴門 美容室」のように、地名+業種・サービスの組み合わせを5〜10個設定します。
- 広告文の作成と配信開始 ── 見出しにはお店の強みと地名を必ず入れてください。「徳島駅から徒歩3分」「阿波おどり会館すぐ」のような地元の方がピンとくる表現が効果的です。
月5万円の予算配分例
月5万円をどう使うか、具体的な例を挙げます。徳島市内の美容サロンを想定した配分です。
- 検索広告(テキスト広告):35,000円 ── 「徳島 美容室 カット」などの検索キーワードに配信。1日あたり約1,150円、クリック単価80円なら1日14クリック前後。
- P-MAXキャンペーン:15,000円 ── Googleマップやディスプレイにも自動配信される広告形式。来店促進との相性がよいため、補助的に回します。
最初の2週間はデータ収集期間と割り切り、3週目以降に成果の良いキーワードへ予算を寄せていく運用が少額では鉄則です。徳島のような限られた商圏では、2〜3ヶ月続けるとクリック単価が安定し、費用対効果が見えてきます。
少額運用で失敗しないためのポイント
- 配信時間を絞る ── 店舗の営業時間+前後1時間だけに配信すれば、無駄な出費を防げます。
- 除外キーワードを設定する ── 「求人」「バイト」など、集客と無関係な検索で広告が出ないよう設定しましょう。
- コンバージョン計測を入れる ── 電話タップや問い合わせフォーム送信を計測しないと、何が効いているか分かりません。Googleタグマネージャーで設定できます。
少額から始めて、データを見ながら改善していく。それがGoogle広告の正しい使い方です。まずは月5万円で「うちの店にどんなキーワードで人が来るのか」を知ることから始めてみてください。